地元にいながら都会に負けない、地方発信型ビジネスモデルの作り方 (アスカビジネス)
地元にいながら都会に負けない、地方発信型ビジネスモデルの作り方 (アスカビジネス)

 発売を心待ちにしていたのになかなか amazon で入荷せず。待たされる期待感が最高潮に達したところで本が届くという、本の提供タイミングまで計算しつくされたかのような演出は、さすが上野さん。 (いや、まさかそんな制御してるわけじゃないと思いますけど(笑)。
 「日本一インターネットで和歌山みかんを売る男」紀伊国屋文左衛門さんこと上野真歳さん(http://www.wakayamamikan.com/)の著作。
 

 上野さんとは3月下旬に、ウエスタン安藤氏の「世界一わかりやすい会計の本」の出版記念パーティでお会いしました。実はお会いしていた時にはどういう方なのか存じ上げなかったのですが、一見朴訥のようでもありながらビジネス戦略的な話題になると、経験に裏打ちされた簡潔なアドヴァイスをしていたことにある種のオーラを感じていたのでした。(余談ながらその後、方向音痴の私のために、遠回りをしてホテル近くまで送っていただきましたm(_ _)m 。 その時2人で歩きながら交わした いくつかの言葉や空気の中から感じた印象が、まさにこの本の1ページ1ページに凝縮しているのだと納得しました)


 いいものを持っているのに売れない。それは「売る人がそのスゴさに気づいていない」ケースや「買いたい人が全国にいるのにその人がこの商品を知ってくれていない」ケースがあります。前者は「こんなもんふつーだよ」と本人が思っていても他の場所(特に本書のテーマである「地方発信型」の観点からすれば対象は「日本全国」)では重宝されるということに気づいていないというケース。後者は周知不足ということになります。
 うちの商品ってなにがすごいんだろう。これをどうやったらみんなに伝えられるのだろう。さらに「知ってもらう」から「印象に残ってもらう」にレベルを上げるにはどうしたらいいのだろう。ムーブメントを起こすにはどんな方法があるのだろう。 こういったことが気になっている商売人の方はぜひこの本を読むべきだと思います。 私も客先への電車の往復の時間(およそ2時間)で読み終わりましたので、みなさんも気軽に手に取ってみると良いと思います。 これくらいの時間ならば間違いなく「読まないより読んだ方がトク」と言い切って良いでしょう。


 実はネタバレしてしまうと、本書に書いてあることの本質はごく「あたりまえ」のことばかりです。でもその当たり前のことをきちんと考えて積み重ねていく効果を、実績と実例を元に語る本書には迫力があります。わかっているだけじゃ売れません。実行して初めて売れるのです。そんな(それこそ当たり前の)ことも感じながら本書を読んでいました。


 実行しなきゃ!
 素敵な本をありがとうございます(←自分で買いましたよ)。
 困ったことにサイトを拝見していたら、みかんを注文したくなってきてしまいました(笑)。まさに「効果」を仕組まれたような気分です^^;


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